簡単UTAUカバー作成
ディジコンアドベントカレンダー2019 12月20日の記事です。
https://adventar.org/calendars/4622
自分がさんざんUTAUカバーを作ってきていて皆さんもUTAUカバーに興味を持ち始めた頃でしょう。
そんな興味があっても何からすればいいの?と思ってる方に目を通して欲しい記事となっています。
準備するソフト
まず使うソフトをPCにインストールしなきゃ始まりません。
・UTAU(フリーソフト)
・Audacity(フリーソフト)←ここは音源を合わせれればなんでも良い。
https://www.audacityteam.org/download/
この2つがあればとりあえずUTAUカバーはできます。
USTと本家音源を探そう
・USTというのはUTAU上で作られたボーカルの譜面のことです。これを使うことで、ボーカルの音と音程を自分で打ち込む必要がなくなります。自分がカバーしたい曲のUSTを探してDLみましょう。(有名なボカロ曲なら大体あります)
・本家音源は本家様の曲の説明文に大体DLリンクが貼られているのでそこから音源をDLしましょう。
UTAUを使ってUSTファイルを開こう
DLしたUSTファイルを解凍してひらきましょう。
USTファイルを開くとプロジェクトの設定が出てくる場合があります。
(出てこなければ次のUTAUでUSTフ
ァイルを修正のところへGO)
この場合、原音ファイルセットの下矢印をクリックしてデフォルトにしましょう。
そしてツールの初期化をクリック。
そしたらOKをおします。
そうするとUSTファイルがUTAU上に読み込まれて出てきます。
UTAUでUSTファイルを修正しよう
USTファイルをUTAU上で開くと、
上の画像のような!マークがついてるとこがあります
。このマークがついてると音が出ない場合があるので修正しましょう。
!がついているキーで右クリック、そしてエンベロープをクリックすると
上の画像のようにエンベローブが乱れているので『正規化』をクリックすると、
エンベローブが正規化されます。これを全ての!がついてるキーにしましょう。
wavファイルの作成
次にUTAUでwavファイル形式で音を作成しましょう。
UTAUのメニューでプロジェクトを開いて『wavファイルの作成』をクリック
後は保存先を選んで後は待つだけです。
本家音源とUTAU上で作った音の合成
Audacityを開きます。そしたらここにさっき作ったwavファイルとDLした本家音源をドラッグ&ドロップします。そうすると下のようになります。
このまま再生しても音がずれている場合があるので音声の再生位置をずらしていきます。下の赤で囲ってる部分をクリックすると再生位置をずらすことができます。
これで音声の再生位置を合わせて曲として完成です。
曲の書き出し
後は書き出しをしましょう。ファイルから書き出しMP3として書き出しをクリック。後は保存場所を選んで保存したらUTAUカバーの完成です。
今回のまとめ
今回はUTAUカバーを簡単に作成する手順を書きました。
デフォルト音源だったりUSTをそのまま使用しているため音が少し変とかある可能性はあります。ので上手くいかない場合は今回この記事で使用したEnd of the WorldのUSTを使ってみてくださいな。
それではノシ